「ぶどう」と聞くと、シャインマスカットや巨峰のような、スーパーで売られている甘くて食べやすいぶどうを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、ワインに使われるぶどうは、実は食べるぶどうとは大きく異なります。
ワインづくりを始めてから、
「ワイン用のぶどうって普通のぶどうと何が違うんですか?」
と聞かれることがよくあります。
今回は、ワインぶどうと食用ぶどうの違いについてお話しします。
食べるぶどうは「食べやすさ」が大切
スーパーで見かける食用ぶどうは、
・粒が大きい
・甘い
・皮が薄い
・種が少ない(または無い)
ことが重視されます。
代表的なのは、
・シャインマスカット
・巨峰
・ピオーネ
など。
見た目の美しさや食べやすさが重要です。
そのため、果汁の量が多く、ジューシーであることが価値になります。
ワインぶどうは「香りと酸味」が重要
一方でワイン用ぶどうは、
・粒が小さい
・皮が厚い
・酸味が高い
・香りが強い
という特徴があります。
初めて見ると、
「え、これがワイン用?」
と思うほど小さいこともあります。
しかし、その小ささが良いワインができる秘訣。小さいぶどうは味が凝縮し、甘いことが多いのです。
そしてワインでは、
香り
酸味
タンニン
といった要素がとても重要になります。
そのため、食べて美味しいぶどうと、ワインに向いているぶどうは必ずしも同じではありません。
なぜワインぶどうは粒が小さいのか?
ワインでは果汁の量よりも、
「どれだけ香りや味わいが凝縮しているか」
が重要になります。
粒が小さいぶどうは、
果汁に対して皮の割合が高くなります。
ぶどうの皮には、
・香り成分
・色素
・タンニン
が含まれているため、
小粒なぶどうほどワインとしての個性を表現しやすくなるのです。
THREE FARMが栽培するワイン用品種
THREE FARMでは、
・シャルドネ
・リースリング
・ソーヴィニヨンブラン
・ゲヴュルツトラミネール
などのワイン用品種を栽培しています。
例えばシャルドネは世界中で栽培される代表的なワイン用品種。
食べるためではなく、
香りや酸味、土地の個性を表現するために育てられています。
▼ THREE FARM シャルドネはこちら
スチューベンは少し特別な存在
一方で、THREE FARMが使用している「スチューベン」は少し特殊な存在です。
スチューベンはワイン用ぶどうと食べる用のぶどうの中間(ハイブリッド)で本来、生食もできるぶどうです。
しかし、
・香りが豊か
・酸味がしっかりある
・果実味が濃い
という特徴を持っています。
そのためジュースやワインにしても非常に面白い個性を発揮します。
青森県鶴田町で50年以上栽培されてきた理由もそこにあります。
ワイン醸造家がぶどうジュースを作る理由
私はワインづくりを学ぶため、
日本各地、そして海外のワイン産地で経験を重ねてきました。
その中で感じたのは、
「良いワインは良いぶどうからしか生まれない」
ということです。
そして青森・津軽でスチューベンに出会い、
このぶどうの香りの豊かさに魅力を感じました。
だからこそ、
ワインと同じようにぶどうと向き合い、
ワインの発想で葡萄果汁をつくっています。
PURE & ZÉRO ストレート
PURE & ZÉRO ストレートは、
青森県鶴田町産スチューベンを100%使用した無添加の葡萄果汁です。
収穫したぶどうを30日間乾燥させることで、
果実味と香りを凝縮。
まるで赤ワインのような香りと余韻を楽しめる一本に仕上げています。
▼ PURE & ZÉRO ストレートはこちら
PURE & ZÉRO アールグレイMIX
PURE & ZÉRO アールグレイMIXは、
スチューベン果汁に国産アールグレイを重ねたノンアルコールドリンクです。
ベルガモットの華やかな香りと、
スチューベンの果実味が重なり、
まるで紅茶とワインを掛け合わせたような味わいを楽しめます。
▼ PURE & ZÉRO アールグレイMIXはこちら
最後に
スーパーで売られているぶどうと、ワインぶどう。
同じ「ぶどう」でも、目指しているものは全く違います。
食べて美味しいぶどう。
香りを楽しむぶどう。
その違いを知ることで、
ワインや葡萄果汁がもっと面白く感じられるかもしれません。
THREE FARMでは、
青森・津軽という土地の魅力を表現するため、
これからもぶどうと向き合い続けます。