
「スチューベン」というぶどうを知っていますか?
全国的にはまだ知名度が高い品種ではありませんが、青森県では長年親しまれてきた黒ぶどうです。
濃厚な甘みと華やかな香りが特徴で、生食はもちろん、ジュースやワインにも高いポテンシャルを持っています。
今回は、ワイン醸造家の視点から「スチューベンとはどんなぶどうなのか」を解説します。
スチューベンとは?
スチューベンは、アメリカ系の黒ぶどう品種です。
日本では主に青森県で栽培されており、特に津軽地域が代表的な産地として知られています。
寒冷地に適した品種で、糖度が高く、濃厚な果実味を持つのが特徴です。
スチューベンの特徴
濃厚な甘み
スチューベン最大の特徴は、しっかりとした甘みです。
完熟すると糖度が高まり、濃密な味わいになります。
その一方で酸味もあるため、ただ甘いだけではなく、バランスの良い味わいになります。
華やかな香り
スチューベンは香りが非常に豊かなぶどうです。
黒ぶどうらしい果実感に加え、華やかさを感じる香りがあります。
この香りの強さは、ジュースやワインに加工した際にも大きな魅力になります。
冷涼地との相性
青森県の冷涼な気候は、スチューベンの品質を高める大きな要素です。
昼夜の寒暖差によって糖度と香りがしっかりと育ち、濃厚で個性ある味わいになります。
なぜスチューベンに注目しているのか
THREE FARMでは、このスチューベンの持つ「香り」と「濃厚な果実味」に可能性を感じています。
ワイン造りで重要なのは、香りや余韻、味わいの立体感です。
スチューベンは、ジュースであってもワインのように香りを楽しめるポテンシャルを持ったぶどうだと考えています。
まとめ
スチューベンは、青森の冷涼な土地で育つ個性豊かな黒ぶどうです。
濃厚な甘みと華やかな香りは、生食だけでなく、ジュースやワインにも大きな魅力を与えてくれます。
次回は、「なぜ青森県鶴田町のスチューベンが特別なのか」について書いていきます。